自分たちが本当に「かっこいい」と感じた家を。Doliveがお客様の感性を刺激する。
- 陽吉建設有限会社
- 代表取締役社長 齋藤 達也
島根県
お客様の期待に“応える”だけでなく、期待を“超える”家づくりをしたかった。
――まずは御社の事業内容と自己紹介をお願いいたします。
陽吉建設有限会社 代表取締役の齋藤です。陽吉建設は昭和43年に創業した老舗の工務店で、私が3代目になります。島根県で注文住宅を中心に事業を展開していましたが、事業を拡大するために規格住宅も扱うように。2020年からDoliveを導入しました。
――Dolive導入の経緯を教えてください。
もともと別の規格住宅ブランドにも入っていました。そこは、シンプルなデザインとローコストが特徴のブランド。手に取りやすいお客さまも多い一方で、感度が高くてこだわりが強いお客さまに対しては訴求力が弱いと感じていました。
そこで別の規格住宅ブランドを検討することに。そんなときに目に入ったのがDoliveでした。どの商品もビジュアルのインパクト抜群で、デザイン性がずば抜けている。正直、規格住宅というと、買いやすさを重視して価格を抑えたり、デザインをシンプルにしたりして型にはまっているイメージがあったんですが、このブランドは一線を画しているなと感じましたね。
一目惚れして、1回のオンライン商談ですぐに導入を決めました。
――導入前はどんな課題がありましたか。
もともとはこだわりのある注文住宅をメインに取り組んでいました。ありがたいことに地域でも「陽吉建設っておしゃれだよね」という声もいただいていたりはしていたのですが、一方で自分たち自身では違和感もあって。というのも、「これをおしゃれって言っていいのかな?」「もっと本当はデザイン性の高い家をつくりたい」という感覚も抱いていたんです。
注文住宅の場合、ゼロからお客さまの要望に応えていきます。ただ、外観、床、壁、クロスなど、全体の統一感を出しながらデザインすることって意外とむずかしい。もちろんプロとしてアドバイスやご提案はしますが、最終的に採用するのはお客さま。「本当は、こっちの素材を使った方がかっこいい」「この色味で統一した方がバランスがいい」といった気持ちも少なからずあったのが事実です。
お客さまに判断を委ねるだけでなく、自分たち自身が本当にかっこいいと思えるものをつくりたい。期待に応えるだけでなく、期待を超えるものをつくりたい。
そんな想いもあって、自分たち自身が惚れたDoliveの家を扱いたいと思うようになりました。
自分たちではできない発想や完成度の高い商品ラインナップが、Doliveにはある。
――社員さんたちの反応はどうでしたか。
代表の私自身、良いと思ったものにはすぐに飛びついたり、のぼせ上がったりしてしまうタイプ(笑)。だから、当初社内からは「また社長が何か言い出したな」と思われていたと思います。正直、期待値はそこまで高くはなかったです。
でも、社内には感度の高いメンバーも多く、次第にDoliveの高いデザイン性に惚れていく人が増えていきました。今では、社内はDoliveカラーに染まっていますよ。
――成果としてはいかがでしたか。
導入して間もないこともあり、まだまだ成果が出るのはこれから。ただ、事業に向き合うスタンスは、変わったのではないかと思っています。
これまでは、どちらかというと受け身で、お客様に望まれるものをつくっていくスタンスでした。今は、まず自分たちが本当につくりたいものをつくっていく、とにかくかっこいいものをかたちにしていくスタンス。圧倒的なセンスをもっているDoliveの力を借りて、プロフェッショナルに任せるとどうなるのか、どれほどかっこよくなるのか、見てもらおうと思っています。
2022年には陽吉建設として初めてのモデルハウスとして、WTW HOUSE PROJECTを建てました。どの商品を建てるかも、マーケットのニーズありきではなく、ただ自分たちが好きなもの・つくりたいものありき。社内みんなで好きな商品を話し合った結果、WTW HOUSE PROJECTに決まりました。この家のかっこよさが、お客様に伝わればいいなと思います。
――お客様からの反響はどうですか。
WTW HOUSE PROJECTのモデルハウス建設を記念して、オープニングイベントを開催しました。Instagramで事前に告知していた際も、多くの方が「来場する!」とコメントしてくれて熱の高まりを感じていましたが、蓋を開けたところなんと2日間で来場者は300人超。島根県の一都市というマーケット規模を考えると、その反響に驚きましたね。
これもDoliveの商品力があってこそだと思います。
――Doliveにどんなことを期待していますか。
統一感のあるデザインパッケージを、選んだ躯体に合わせて展開する……そんなDoliveの「スケルトンインフィル」という考え方に共感しています。どんな“ハコ”にするかが決まれば、あとは、そこにどんなデザインを載せるか。こういったスタイルは、わかりやすいし、私たちも取り組みやすいので助かりますね。
Doliveのデザインパッケージは、私たちでは想像もできない発想や再現できない完成度でつくられています。そして、どの商品も同じようにクオリティが高い。そんな商品ラインナップがこれからも展開されることを期待しています。
Doliveアプリを使えば、商談がスムーズになる。
――今後はどういった展開を考えていますか。
2022年11月にはDoliveアプリがリリースされました。このアプリを活かした商談のかたちを探っていきたいですね。
お客様との会話で理想の家を見つけるのって難しいんですよ。そんなとき、アプリ内にあるシミュレーションツールでイメージを可視化すれば商談もしやすくなる。平面図よりも圧倒的にわかりやすいし、そもそも時間をかけて図面を起こす必要もない。しかも、その場で簡単に外観や内装のデザインをアレンジして提示することができる。大まかなお客様の好みを知りたいときには最適ですね。
次第にお客様自身にもアプリを使ってもらうケースも増えてきました。「こんな家にしたい」という可視化されたイメージを送ってくれるので、打ち合わせもスムーズなんです。
――最後に今後のビジョンを教えてください。
Doliveは住宅業界の固定概念を壊しながら、全く新しいものを世の中に提示し続けている存在。自分たちも、同じように変化・進化を続けていきたいなと思いますね。
家を単なる物理的な“ハコ”ではなく、家をエンターテインメントの舞台として捉えているところがDoliveのユニークなところ。機能性やスペックといったハード面も大切だけれど、直感的な「好き」「楽しい」といったソフト面を重視しているところにとても共感しています。
家づくりを通してお客様に「好き」「楽しい」という気持ちを味わってもらうのはもちろん、自分たち自身も「好き」「楽しい」と思える仕事を、これからも続けていきたいですね。