大工出身だからどんなオーダーにも対応できる。Doliveと注文住宅の相乗効果で、地域で信頼される工務店に。

幅広いテイストで優れたデザインの商品を提案できる。

――まずは御社の事業内容と自己紹介をお願いいたします。

ビーコンワークス株式会社代表取締役の坂井です。埼玉県で注文住宅を中心に事業を展開しています。大工からキャリアをスタートさせ、徐々に家づくり全般を手がけるようになっていきました。2018年からDoliveの姉妹ブランドLIFE LABELに加盟。Doliveは2019年から導入しています。

――Dolive導入の経緯を教えてください。

きっかけは、知人からの紹介です。「建物を建てるスキームを工夫するよりは、住宅商品のラインナップを充実した方が良い」とアドバイスをもらったんです。

そこで、まずは姉妹ブランドのLIFE LABELに加盟することに。そこで、日々接してくれるDoliveの営業さんたちのカジュアルなスタイルや親身な姿勢にも惹かれましたね。その後、自然な流れでDoliveも導入しました。

――導入前はどんな課題がありましたか。

知人からのアドバイスの通り、商品展開に課題を感じていました。というのも、当社の主力事業は注文住宅。ところが、なかなか理想のテイストでデザインしようとしてもお客さんに刺さる提案をするのは難しくて。その点、Doliveの商品を使えば、提案できるテイストの幅も広げられるし、優れたデザイン性も担保できる。この違いは大きかったと思いますね。

商品の個性が強いから、地域で目立つ存在になれる。

――社員さんたちの反応はどうでしたか。

WTW HOUSE PROJECTは一般的な住宅の間取りに近いものだったんですが、THE HOUSE GARAGE PROJECTではガレージが家の中心にあったり、NIHON NOIE PROJECTでは部屋の境目があいまいになっていたり。間取りそのものがユニークになっています。こうした個性的な商品が生まれたことでお客様への提案もしやすくなったと聞いています。

というのも、注文住宅を希望するお客様の中には「冒険してみたいけれど勇気が出ない」という方も多くて。そのときに、ここまで思い切った住宅商品があることを伝えると、背中を押してもらえた気持ちになって、話が進むんです。

――成果としてはいかがでしたか。

数字で言うと、資料請求の数が圧倒的に増えましたね。商品自体のコンセプトやデザインが尖っている分、ニーズに合致する人には刺さるんだと思います。

モデルハウス見学会を開催したり、建築モニターを募集したりといった取り組みもしているんですが、実際にデザイン性に惹かれて来られる方は多いです。

――お客様からの反響はどうですか。

埼玉は、いわゆる「海なし県」なんですが、サーフィンが好きな方からの反響が多くて。WTW HOUSE PROJECTがリリースされて間もない段階から事務所を兼ねた実棟を建てたことが大きいのかもしれません。WTW HOUSE PROJECTは、サーフスタイルをイメージしたデザインで太陽光をたっぷり取り入れてアクティブに活動したいお客様にぴったり。そのような層のお客様からの反応も上々ですね。

また、NIHON NOIE PROJECTは、「小江戸」と言われている川越の土地柄に合っているので、良いアピールになっています。

Doliveと注文住宅事業の相乗効果を生みたい。

――Doliveにどんなことを期待していますか。

Doliveは、有名ブランドとのコラボレーション商品がメイン。それらの各ブランドの力を活かした展開が生まれることを期待しています。

ユニークな視点を持っていたり、素敵な実績を誇るブランドさんも多いので、そのブランドの魅力を初見のお客様にもわかりやすく伝えられるコンテンツを用意してもらえるとありがたいですね。

また、ライフスタイルブランドWTWとのコラボレーションで家具パックを提供いただいていますが、今後もコラボレーションブランドに関連した商品セットがあれば、プレゼントキャンペーンなどで活用できるので期待したいですね。

――今後はどういった展開を考えていますか。

まだまだ当社も、Doliveを導入したばかり。いちファンとして、お客様と一緒に驚きながら最適な家づくりを提案していければと考えています。

また、当社の場合、年間施工棟数のおよそ半数が注文住宅。その集客にも、Doliveのユニークな商品ラインナップが寄与していると思っています。Doliveと注文住宅事業の相乗効果を生んで、よりよいかたちを探っていきたいですね。

――最後に今後のビジョンを教えてください。

当社は、大工出身の会社。お客様のニーズがあれば、どんなユニークなオーダーにも対応していく自信があります。

まずは地域に根を張り、お客様からの信頼を獲得し、着実に地盤を固めていきたいですね。そして、地元の方と一緒に地域経済に貢献していけたらと思っています。