期待したのは姉妹ブランドとの相乗効果。Doliveの商品力が自社ブランディングを加速する。

姉妹ブランドLIFE LABELで築き上げた成功を、さらに前進させるために。

――まずは御社の事業内容と自己紹介をお願いいたします。

株式会社伊地知組代表取締役の伊地知です。石川県で規格住宅商品を中心に事業を展開しています。大工からキャリアをスタートさせ、2012年からDoliveの姉妹ブランドLIFE LABELに加盟。徐々に家づくり全般を手がけるようになっていきました。Doliveは2018年から導入しています。

――Dolive導入の経緯を教えてください。

当社では、姉妹ブランドのLIFE LABELに2012年に加盟してから、棟数を伸ばし、現在では年間20棟近く建てています。

これまでに、LIFE LABELのブランド力、商品力、発信力を活かして自社のブランディングを続けてきました。ユーザーの暮らし方に合わせた規格住宅商品のアレンジ、InstagramをはじめとしたSNSでの発信、雑貨などを扱うショップの展開……。LIFE LABELが伝えているように家だけではなく、ライフスタイルの提案を意識していくことで着実に成果を挙げています。

このようなLIFE LABELで築き上げた成功をさらに前に進め、自社のブランディングをさらに強化していくために、Doliveの導入を決めました。DoliveならLIFE LABELではリーチできなかった層にも、アプローチができるようになるのではないかと思ったんです。

Doliveの商品は、感度の高い社員との相性が良い。

――社員さんたちの反応はどうでしたか。

WTW HOUSE PROJECTがリリースされたときは、石川県内の他の加盟店さんたちと協力して売り出して行ったんですが、そのような体験も社内のメンバーにとっては新鮮だったようです。実際にお客様に商品を提案して喜ばれたという嬉しそうな声も聞きますね。

また当社は、アパレル業界出身者などが多い会社。Doliveの優れた感性でつくられるプロダクトは、感度の高いメンバーとも相性が良く、モチベーションも上がるみたいです。

――成果としてはいかがでしたか。

WTW HOUSE PROJECTとTHE HOUSE GARAGE PROJECTは人気ですね。ちょうど現在も施工中の物件があります。特にTHE HOUSE GARAGE PROJECTは、狭小地にも建てられる3階建てのプランがあります。

実は金沢も狭小地が多いエリア。間違いなくクルマ好きのユーザーはいるはずですからニーズはあるはずだと思っています。Doliveは、アウトドアやクルマ、サーフなど、それぞれのテイストが好きな人ごとに商品が揃っているのが魅力的ですよね。

――お客様からの反響はどうですか。

Dolive HOUSEを建ててくださっているお客様の中には「標準仕様のデザインがいい」という方も多いです。こちら側でアレンジをしなくても、十分に喜んでもらえるデザインになっているんだと思います。もちろん土地の広さや形状など、条件に合わせて調整が必要になりますが、それは私たち加盟店の役目。商品力の高さを十分に活かしきれるように、これからも取り組んでいきたいと思います。

Doliveの商品力を活かして、自社ブランディングに取り組みたい。

――Doliveにどんなことを期待していますか。

Doliveは、様々な個性を持った商品が多いですよね。だから「次はどんなユーザーの心を掴む商品が出てくるんだろう」と期待してしまいます。個性を持った商品ラインナップが増えるほど、喜んでもらえるお客様も増えますから。

個人的に今気になっているのは、NIHON NOIE PROJECT。小京都と呼ばれる金沢の土地柄とも相性が良さそうですし、一棟建てるだけでインパクトもあると思います。そうして自社のブランディングにも繋げられたらいいですね。

――今後はどういった展開を考えていますか。

「自分たちでも新しい住宅商品を考えたくはないのか」と言われると嘘にはなります。でも、すでに自分たちが良いと思っている商品があるのであれば、それらを取り扱い、強みとして打ち出していくことが、お客様に喜んでもらえる近道だと思うんです。

だからこそ、今後はより一層石川県内の方々に「伊地知組は、Doliveの加盟店だ」ということをアピールしていきたい。モデルハウスの活用やSNSでの発信はもちろん、事務所に併設しているショップにWTWなどコラボレーション先のブランドのアイテムを並べる取り組みもしていきたいと考えています。

――最後に今後のビジョンを教えてください。

まずは、もっとスタッフの成長に寄与できる組織をつくっていくこと。会社を大きくしたい気持ちもありますが、その前にスタッフ一人ひとりが自分の能力を活かして、レベルアップできる環境を整えることが先決だと思っています。

そして、お客様に対しては、家だけでなく、ライフスタイルスタイル全般を提案できるようになること。「家づくりはあの店、インテリアはあの店」ではなく、「あの店に行ったらライフスタイルまるごと提案してくれる」となった方が、お客様も嬉しいと思うんです。

事務所にショップを併設しているのも、そのメッセージの現れ。「住宅」を入り口に、お客様一人ひとりの暮らしをまるごとお任せしていただける存在になることが目標です。