リフォーム専門店から脱却し「住まいの総合サービスの提供」へ。Doliveとともに挑戦する新築事業。

  • エスシステム株式会社
  • 代表取締役 佐々木俊明 様

大阪府

エスシステム株式会社は、大阪の北摂地域でリフォームを中心に事業を展開されています。「地域のお客様の心に残る、幸せの持続する住まいの提案」をモットーに、小工事から全面改装・リノベーションまで、幅広いニーズに対応。地域密着型のスタイルで多くの支持を集めています。今回は代表取締役 佐々木 俊明さまに、導入の経緯や期待する変化についてお聞きしました。

リフォーム事業の実績を活かしつつ、新築事業も展開できるのがDoliveの魅力。

――まずは御社の事業内容と自己紹介をお願いいたします。

エスシステム株式会社代表取締役の佐々木です。大阪の北摂エリアでリフォームを中心に事業を展開しています。Doliveの導入は2021年。今後は不動産・新築分野にも進出していこうと考えています。

――Dolive導入の経緯を教えてください。

リフォーム業界の団体に加盟しているんですが、そこでよくDoliveのことは耳にしていました。同業他社さんの中にはリフォームから不動産・新築の分野にも事業を展開していく方もいて、その際にDoliveを導入していくケースが多かったんです。そのような背景もあり、私たち自身も「不動産・新築分野へ事業を展開するならDoliveに加盟しよう」と自然と考えていました。

また、個人的にもWTWのファンということもあり、DoliveのラインナップのひとつにWTW House Projectがあることも親近感を覚えましたね。

――導入前はどんな課題がありましたか。

もともと当社はクローバーハウスという屋号でリフォーム専門店を営んできました。しかし、徐々にその打ち出し方が「リフォームしかできません」という消極的な姿勢に見えてしまうという懸念を感じるようになってきたんです。私たちがやりたいのは「リフォームそのもの」というよりは、「リフォームなどのサービスを通して、地域のお客様や社会全体に価値を還元すること」。

そう考えると、リフォームだけに固執する必要はなく、不動産・新築の分野にも積極的に展開して住まいのこと全般に対応できるようになるべきではないかと考えました。

そうは言っても、いきなり未知の分野で実績を出すのは簡単ではありません。だからこそ、ひとつの商品の中に新築パッケージだけではなく、リノベーションパッケージも用意されているDoliveを選びました。

リノベーションと新築の好循環を生み出したい。

――社員さんたちの反応はどうでしたか。

もともと「リフォーム専門店から脱却して、住まいのこと全般を手掛ける会社になる」といったビジョンを2020年に策定して社内に周知していました。Doliveに加盟するという具体的なアクションを取ったことで、社内のメンバーもスイッチが入ったと思いますね。

いかんせんリフォームに特化して取り組んできた人間ばかりなので慣れないことも多くありますが、知識や技術を身につけながら対応していければと考えています。

――成果としてはいかがでしたか。

導入したばかりなので、成果が現れてくるのはまだまだこれから。まずはリノベーションパッケージから提案して、ひとつひとつ実績を重ねていき、近いうちに新築も手掛けられるようになれればいいと思っています。そして、リノベーションの実績が新築の案件をつくり出し、そこで生まれた新築の実績がまたリノベーションの案件をつくり出す……そんな好循環が生まれることを狙っています。

――お客様からの反響はどうですか。

すぐにお客様からDolive商品の問い合わせが来て驚きましたね。導入後間もない時期だったので社員みんなで勉強しながら何とかご案内しました。

今はDolive商品について理解を深めると同時に、問い合わせを増やすためにもSNSでの広報に力を入れ始めたところです。アカウントを育てていきながら問い合わせの増加にもつなげていけたらと思っています。

Doliveのデザインパッケージを活用して、新しいビジネスモデルを確立させる。

――Doliveにどんなことを期待していますか。

現状多くのユーザーの注目を集めているのは、WTW HOUSE PROJECTやカリフォルニア工務店とコラボレーションしたCALIFORNIA PROJECTなど。いずれも西海岸テイストの商品なので、もっと幅広い方々のニーズに応えられるような商品のラインナップが増えるといいなと思っています。

あとは情報発信のサポート。私たちもSNSでの広報に力を入れ始めたので、紹介できるような魅力的なトピックの提供をこのまま続けてもらいたいですし、アカウント運用に関するアドバイスもDolive Salonでどんどん発信してもらえるので、期待しています。

――今後はどういった展開を考えていますか。

今、ひとつ進めている計画があります。それがマンションの一室を借り上げてWTW HOUSE PROJECT仕様にリノベーションし、工事期間中の仮住まいとしてお客様にご提供すること。

内装だけではなく家具まですべてWTWで揃えて、その世界観を満喫できる空間をつくりたいんです。Doliveのデザインパッケージを活かしてお客様に非日常を提供する。そうすることで、家づくりがもっとワクワクする体験になると考えています。家づくりの最初から最後まで楽しんでもらいたいんですよね。

――最後に今後のビジョンを教えてください。

繰り返しになりますが、2025年までにリフォームだけでなく不動産・新築にも対応できる「住まいの総合サービスを提供する企業」に生まれ変わることがひとつの目標です。

ただ、すぐに不動産や新築が売れるようになるわけではありません。まずはDoliveのデザインパッケージを活用しながらリノベーションの事例を増やしていく。そしてそこから新築にも展開していく……そうして新しいビジネスモデルを確立して、エリア内で影響力を高めていければと考えていますね。ゆくゆくは多店舗展開も視野に入れています。

もっともっと地域のお客様のニーズに応えるためにも、Doliveとともに成長していくことができればと思います。

エスシステム株式会社

所在地
大阪府吹田市金田町5-19
設立
1999年10月18日
事業内容
リフォーム・リノベーション・新築住宅
HP
https://www.cloverhouse.net/