加盟後、棟数アップを実現。多彩なアプローチで顧客獲得の可能性を広げる。

- 株式会社時守
- 代表取締役 長安 洸忠
山口県
「関心があるけれど、コストがネック」という顧客を取りこぼさないため
――まずは御社の自己紹介をお願いいたします。
株式会社時守の長安です。2017年に大工だった父と一緒に会社を設立しました。
立ち上げ当初は下請け業が100パーセントでしたが、しばらくして元請けを主とした事業に転換。住宅や店舗などの設計・施工を行っています。
――Dolive導入前はどんな課題がありましたか。
事業の中心は、こだわりのある方向けの注文住宅。しかし、せっかく自社に関心を持って問い合わせてもらっても、コストがネックになって受注を取りこぼしてしまうケースもありました。そこで「予算がマイナス500万だったら購入を決められる」といった層をちゃんと取りこぼさないようにするイメージで規格住宅の導入を検討するように。ただローコストであればいいというわけではなく、コンセプトやデザイン性を含めて自社のスタイルと相性のいい規格住宅を導入しようと考えました。
モデルハウスの反響多数。わずか2年で受注棟数が倍以上に
――Dolive導入の決め手を教えてください。
強いコンセプトが打ち出されている住宅ラインナップが多いのが印象的でした。一見尖ったイメージもありつつ、間取りやデザインの可変性があって自由度が高い。そんな提案のしやすさも決め手でしたね。
――お客様からの反響はいかがですか。
Doliveのオリジナル商品「No.00」のモデルハウスを道路沿いに建てたのですが、クルマで通りかかる際によく目に入るようで「あの外観を見て気になったんです」と問い合わせをいただくことがすごく増えました。
「No.00の外観を活かしつつ、間取りをアレンジしたい」「もっと自由度の高い注文住宅で検討したい」など商談のなかでイメージが広がっていくことも。「No.00」が営業提案の入り口として十分に機能していると実感しますね。
▼エリアで注目を集めている「No.00」のファサード。
――成果としてはいかがでしたか。
実際にこれまで「No.00」のモデルハウスをきっかけとして多くの受注をいただいています。最近では住宅用途だけでなく、「カフェを開きたい」「会社の事務所にしたい」など別の用途にまで広がってきました。
数字で言うと、年間の受注棟数が5〜6棟だったのが、加盟後約2年で14棟まで伸びていますね。
▼カフェ店舗としてDoliveのラインナップのひとつ「AM6」を受注したことも。
営業現場ですぐに活かせる“武器”が充実している
――Doliveにどんなことを期待していますか。
細かい性能やスペックよりも、強いコンセプトとライフスタイル提案を武器に売っていくのがDoliveのスタイル。ストーリーやデザインを含めて、そこにはこだわり続けてほしいなと思いますね。
また、加盟店側としてありがたいのは、商談や広報・宣伝など、営業現場で使える素材をたくさん提供してもらえるという点。そこは他の住宅フランチャイズと比べても充実しているのではないでしょうか。だから、お客様と効果的にコミュニケーションを取ることができます。
たとえば、住宅商品ごとに間取りのアレンジ事例やデータなど、さらなるサポートを期待しています。
――今後はどういった展開を考えていますか。
中長期的には、人員も増やしながら今の倍ぐらいのスケールで30棟の受注を目標にしています。
大手ハウスメーカーに頼みたいという層もいるかもしれないけれど、そことは別の土俵で地域で信頼される工務店として存在感を放つことができたらと思っています。そのためには、長く事業を続けて、地域に根づき、「この地域の伝統ある工務店」と言われるのが目標です。
これからもDoliveの強力なバックアップを活用しながら、そんな目標に近づくことができたらと思います。